私が古筝を続けてこられたのは、先生の存在がとても大きいと感じています。
私が学んでいるのは戴茜(ダイチェン)先生です。
先生は幼少期から古筝演奏家としての称号を得て活躍され、中国の音楽大学で古筝を専門的に学ばれました。
その後、中国の音楽大学で教鞭もとられ、指導者として多くのコンクール入賞者、音楽大学への進学者を多数輩出させてこられました。
演奏家としても、中国と日本の両方で数多くの舞台に出演され、国境を越えて古筝の魅力を伝え続けていらっしゃいます。
初めて先生にお会いしたときのことを、今でもよく覚えています。
お会いした瞬間、なんというか
その場の空気がぱっと明るくなるような雰囲気があって、とても印象的でした。
私はというと、その頃はあまり自信もなく、どちらかというと内向的だったような気がします。
なので最初は、先生の明るさやエネルギーに
「まぶしい……!」と、少し圧倒されたような感覚もありました(笑)
でも今振り返ると、その明るさや前向きさに、知らないうちにたくさん影響を受けてきたように思います。
先生はとても明るく、そして演奏にはとても真剣に向き合って下さる方です。
私がもっと高いレベルを目指して頑張っていると、その姿をしっかり見てくださり、細かいところまで丁寧にアドバイスをくださいます。
レッスンではいつも新しい発見がありますし、
「ここは絶対に妥協してはいけない」というポイントも、はっきり伝えてくださいます。
レッスン中の言葉はもちろんですが、ふとした会話の中で先生がぽろっとおっしゃる一言に
「なるほど……!」
と、ハッとさせられることもよくあります。
演奏家として、そして指導者としての長い経験から生まれる言葉に、どれだけ助けられてきたかわかりません。
もともと私は、新しいことに挑戦するのがあまり得意なタイプではありませんでした。
何か新しいことに出会うと、まず
「ちょっと考えます…」
となるタイプだったと思います。
そんな私に先生はよく
「とりあえず、やってみよう!」
と声をかけてくださいました。
最初は戸惑うこともありましたが、その言葉に背中を押されるようにして、少しずつ挑戦するようになりました。
先生のその「とりあえずやってみよう精神」に感化されて、気がつけば私も以前より行動するようになっていきました。
先生を尊敬している理由はたくさんありますが、まず本当に体力と気力がすごい方だと思います。
競争の激しい中国の音楽の世界で活躍してこられたのに、まったく荒んだ雰囲気がなく、むしろ努力することを楽しんでいるように見えるんです。(もちろん苦労を見せない努力もされておられると思いますが…)
レッスンではテクニックだけでなく、演奏家としての考え方やプライドについても教えてくださいます。
演奏活動について相談することもありますが、いつも親身になってアドバイスをくださり、本当にありがたい存在です。
そして先生は、演奏活動のこともとても応援してくださいます。
世の中には、演奏活動をあまり良く思わなかったり、制限してしまう先生もいらっしゃると聞きます。
でも先生は
「きららさんがもっと大きなことを成せば、
一緒にもっと大きなことができるかもしれないよね!」
と言ってくださいました。
その言葉を聞いたとき、
なんて懐の広い先生なんだろう…!
と、とても嬉しかったのを覚えています。
もっと成長して、しっかり恩返しができたらいいなと思っています。
初めてコンクールに挑戦したときも、先生から「出てみる?」と声をかけていただいたことがきっかけでした。
それまでのレッスン以上に多角的なアドバイスをいただき、演奏をより深く考える力を鍛える大きなきっかけになりました。
また、ホテルやレストランでの演奏の機会も紹介していただき、演奏家として経験を積む機会も与えていただいています。
今振り返ると、当時の自分の演奏は正直まだまだ未熟で、
これは、なかなか…(笑)と思ってしまいます。
それでも先生は
「伝えたいものがあるのがわかる、それがいい」
と言ってくださいました。
その言葉は、今でもとても励みになっています。
これからも学び続けながら、演奏を通して少しずつ成長していきたいと思っています。
そしていつか、立派な演奏家となり、
先生に大きな形で恩返しすることが、私の夢のひとつです。
本格的に古筝を学びたい方は、ぜひ 戴茜(ダイチェン)先生の教室もご覧になってみてくださいね。
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